実りの秋ですね。
畑でお野菜、田んぼでお米を作っているたんぽぽ保育園は
1年を通して「採って」「食べる」経験をしているわけですが、
中でも、できたてほやほやの新米を食べることができる秋は格別!!
たんぽぽ米でおにぎりづくりを楽しんだ様子は
昨日のブログでアップされていましたので
そちらをご覧いただくとして、こちら>
すこ~し長くなってしまうためご紹介しきれなかった
たんぽぽ初のお味噌づくりについて、
ここであらためて、アップしてみようと思います。
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◆◆◆ たんぽぽ味噌ができるまで! ◆◆◆
保護者の皆さまはご存知かと思いますが、
お味噌って、
①大豆 ②麹 ③塩・・・で、できています。
<今回使用した大豆と麹の産地>
■大豆:北海道産「とよまさり」
■米麹:愛知県産「あいちのかおり」
<おみそづくりのねらい>
●自分たちの食べる味噌がどのように作られるかを知り、興味関心をもつ。
●大豆からいろいろな食べ物ができることを知る。
●五感で感じながら味噌作り体験をし、出来上がりを心待ちにする。
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<こんなふうに作ります>
★1)大豆を水につけ、ふやかします。(18時間)
★2)漬け水を捨て、新しい水と大豆を入れて茹でます。

茹であがりはこんな感じです。
かたさの目安は、指で簡単に潰れる程度。
★3)米麹と塩を混ぜたものと、2)を混ぜ合わせます。


ちょっとパサパサしているな~と思ったら、
冷ました大豆の茹で汁を加えて調整します。
★4)密封して寝かせます。

中に空気が入っているとカビ発生の原因になるので、
空気は完全に抜き切ることが大切。
ご家庭で作る場合は、野球ボールぐらいの大きさに丸め、
保存容器に投げて叩きつけては
ひとつずつ上から押さえて平らにしながら詰めるのですが、
今回、A組のお友だちはひとり一人ジップロックに入れて作りましたので、
体と手のひら全体をつかって平らにしました。
★5)175日後


4)ではきなこ色のような、
またはピーナッツクリームのようだったお味噌が
175日経つとこんな感じに。
わたくし戸倉、個人的に毎年20キロのお味噌を作っています。
2月頃に仕込み、「できあがりは秋風が吹く頃よ」と教えていただき
そこを忠実に守っているわけなのですが、
それに比べると、たんぽぽ味噌は熟成期間がかなり短め。
熟成期間で味ってこんなに違うんだな~と実感。
そこは好きずきですね。いずれにしても手づくり味噌は美味しいです。
子どもたちと取り組むときは、
まずその目的とねらい、子どもたちの心に最も深く届く方法でいきたいので、
次年度のスケジュールについては、職員で再検討してみます。
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昨日、午後から食と栄養の研修に参加してきました。
講師のかたの印象的だったお話のひとつ。
「 食の経験が ”多様化” ”他様化” している今、
育てたことがある、掘ったことがある、刈ったことがある
・・・・・という経験は本当に大切。」
その時々の子どもたちの表情を思い浮かべながら、
本当にそうだな~と感じると共に、
日頃、自分たちが口にしているお米や味噌を作ってくださっている作り手の皆さま、
たんぽぽの子どもたちのためにそういった場所を提供してくださる地域の皆さま、
いろいろなかたへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
保育園での食育活動が
子どもたちにとって、また、保護者の皆さまにとって
食の大切さを感じていただくひとつの機会となれば幸いに思います。
主任保育士 戸倉
